注文住宅「失敗談あのときああしておけば…」特集
注文住宅で家を建てた人の一般的な失敗段をご紹介します。これから家を建てる人も参考にしてください。
- リビングを2階とつなげて吹き抜けにしたら、高い位置にある窓を掃除できなくて困っています。ハシゴがなければ手が届かないので、けっこう不便です。
- 設計の段階できちんと図面を確認すればよかったのですが、暮らし始めるとコンセントの位置が使いづらく、いつも延長コードを使ってつないでいます。
- 2階のロフトを大型収納として設置したのですが、実際に使ってみると毎回モノをしまったり取りに行ったりするたびに階段と梯子を使う必要があるため不便。こんな状態では、年を取ってからこわくて収納が使えません。
- 寝室のウォークインクローゼットをかなり広めにとったのですが、結局ほとんどのスペースが使われていない状態です。ここを広くとる代わりに、壁面収納をもっと多くすればよかったと後悔しています。
- うちは正面玄関が道路に面していて、扉を開けると信号待ちしている車から家の中が見えてしまうようなつくりです。家を建てる時に道路から家の中が見えないように玄関の位置をずらして設置すればよかったと後悔しています。
- できるだけ収納を広くしたいと思い、キッチンの収納棚の奥行を広くしました。しかし、小さな食材を奥に入れてしまうと見えにくく取りにくいため不便です。全て同じ奥行にしないで、いくつか浅めの棚も必要だったと思います。
- リビングをできるだけ広くしたいと考え、代わりに玄関のスペースを狭くしました。設計段階では玄関は通るだけなので、それほど広くなくてもよいと考えていたのですが、実際に使ってみると狭い玄関はかなり圧迫感があります。
家は実際に住んでみないとわからないことも多いですが、設計段階でプロにアドバイスしてもらえば防げる失敗もあるはずです。
施主の要望を受け入れるだけでなく、プロとしての意見もきちんと提示してくれる工務店ならこのような失敗もないかもしれません。納得できる家づくりのためには工務店さんとのコミュニケーションが欠かせないのです。